ジャニーズJr. Travis Japan 松倉海斗

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いつだって君のいる場所がセンターなんだよ

Kis-My-Ft2 CDデビュー5周年!

 

2011.08.10 Kis-My-Ft2は『Everybody Go』でCDデビューした。

 

Everybody Go(初回生産限定)(ジャケットA)(DVD付)

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その日から5年の月日が経った。

 

永遠に櫻井翔くんが一番で櫻井翔くんより好きになる人なんていないと信じて疑わなかった小学6年生のとき、玉森裕太くんに出会った。

最初は関西ジュニアしか興味がなくて当時東西ジャニーズJr.のトップだったKis-My-Ft2という巨大勢力については存在を知ってる。それだけだった。

でも、関西コーナー以外、in大阪以外の少クラを見始めてその巨大勢力にどんどん魅せられていく自分がいた。

当時の自分は掛け持ちなんてアリエナイ!みたいなそんな感じの人間で嵐以外のグループ、しかもjr.なんてという思いがよぎっていて。私は櫻井くんを裏切れない。嵐が一番だから、と言い聞かせていた。

 

でもそれから約1年経つのか経たないかの2009年夏『PLAYZONE2009~太陽からの手紙~』(通称プレゾン)でKis-My-Ft2が座長を務めることが発表された。

 

PLAYZONE2009 太陽からの手紙 [DVD]

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それまで少年隊の舞台だったプレゾンが、初めて他のジャニーズの手に渡った。しかも、jr.に。ジャニーズジュニア内の圧倒的勢力だったKis-My-Ft2に。

 

こんな機会は一生に一度かもしれない。今年を逃したらキスマイに会わないままキスマイはなくなってしまうかもしれない。それを助長するかのように最年長北山宏光くんが25歳になったら退所する。そんな噂が流れていた。

 

今考えたら、それは噂だったのか、本当だったのか覚えていない、でも中学生になったばかりの私はそれを鵜呑みにして、今年いかなければ、プレゾンに行かなければ、わたしは7人のキスマイには一生会えない。そんな人生ありえない。

あんなにキスマイを応援することに躊躇していたはずなのに気づけば、2009年夏、青山劇場にいました。

それから、キスマイは全国を回る1stホールツアー(キャパ約2000人)

次の年にはアリーナツアー(キャパ1万5000人)、また次の年にもアリーナツアー。そこで念願のCDデビューが発表されるわけですが。

 

気づけば嵐に割いていた時間もお金も全部キスマイに回している自分がいて、あっさり玉森くんにおりていました。

 

人生初の担降りは、「気づけば」。本当にこれ。

なぜキスマイに降りたのか、もちろん個人的なタイミングもある。(嵐が私的に売れすぎて、遠く感じて応援する意味を見失ったこと等)

でも、他のだれでもなくキスマイじゃないと私は担降りしてなかったと思う。

他になくてジャニーズjr.の1グループでしかなかったKis-My-Ft2に他の全ユニットが敵わなかった圧倒的な要素は「最も身近な非現実」。

 

こんな気持ちにされる要素はそうそう持てるものではない。

当然振り返っても2009年1stホールツアー時、最前列が当たり1mもない距離にいるジャニーズなんて見たことがなくて、ジャニーズってこんなに近くにいるんだ。と思った。でも身近なのはそういう物理的な距離だけじゃなくて。悔しいときには歯を食いしばっていて、嬉しい時には飛び上がって喜んで、ファンと同じ瞬間を生きてくれて、どこまでも身近だった。

でも、そんなに身近にいるのにキスマイはどこまでも、もっともっと上いく、もっともっと大きな会場で、どこまでも満足してないキスマイにひたすらついていくしかなかった。

プレゾン座長、玉森のごくせん出演、全国ツアー、写真集、着うた配信、Mステ単独出演、他にも目まぐるしいJr.ではありえないようなことが次々にキスマイに舞い降りてきて、

この人たちにいまこの瞬間ついていかなければ置いていかれる。

まるでまったく違う景色を見ているようだった。どこまでも非現実だった。

私もこの人たちの夢をかなえる手伝いがしたい。その一心だった。

そして、キスマイはその期待に絶対に応えてくれる。

 

そして、ファンとキスマイの永遠の夢だった「CDデビュー」。

それが叶った瞬間から、夢の続きがはじまった。

 

それからもう5年。

いま振り返っても、キスマイ担を続けるには壁が多かった。

デビュー前はKAT-TUNのようなチャラチャラした路線で

売れないホスト、なんて呼ばれてた。

でもデビューしてからは爽やか好青年ばく進路線。

そのギャップについていけないファンもたくさん降りていった

私も正直降りる手前まで行った。

いろんなジャニーズを応援しながら、キスマイからぎりぎりでしがみついて

どんなにキスマイから離れそうでもコンサートにだけは行った。

 

そして、どんなに構成や路線が変わっても、そこに私の大好きな7人が変わらずいてくれることを思い出して、また次のコンサートまでの愛情をフル充電して、ここまでついてきた。

 

5周年記念でメンバーが作詞した曲『Re:』。

その一部を紹介する。

 

I SCREAM(2CD+2DVD)(完全生産限定 4cups盤)

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「大好きな日もあれば 大嫌いな日もある」

「僕らが迷ったときも 愛し続けてくれてありがとう」

「不器用なLove Song」

 

デビュー5周年までのことを思い出すと、

この歌詞が私がキスマイを応援してきた日々を投影したような歌詞で、

涙が溢れた。

 

ファンだからこそいうけど、キスマイは正直

本当に不器用な7人だと思う。

言葉選びというか、なんというか誤解されることがとても多い。

だから、敵も少なくないと思う。

同期や後輩のバックで踊ることも多くて、たくさんの悔しい思いや汚い世界を見てきたんだとも思う。

だからこそ万人受けする綺麗事だけの言葉は言えなくて。

(その証拠にキスマイのmyojo10000字インタビューは毎回荒れます笑)

でもそんな世界で潰されずに、今まで自分たちを越してきた者たちを超えて勝ち残ってきたキスマイには、絶対的な勝負強さと爪痕を残す力がある。

 

私が今も変わらずKis-My-Ft2が大好きな理由はそこです。

そして変わってしまったように見えるキスマイは、実は「最も身近な非現実」の部分では全く変わってない。

いまもどんな仕事にも牙が見え隠れして、絶対に爪痕を残してくれる。

きっとそんな仕事をしてきた積み重ねで、5周年にはドームツアーができるほどのファンを獲得できたんじゃないのかな。

 

今年もありがたいことに私の大好きなKis-My-Ft2のコンサートに行けます。

そして、また次のコンサートまでフル充電してきたいと思います。

 

5周年、キスマイから離れようと思ったこともたくさんあったけど

それでもついてきて、共に5周年をお祝いできて本当に幸せです。

これからもしばらくはキスマイにお世話になると思います。

10周年もお祝いできますように。

 

では長々と書きすぎたので終わります。笑

これからも、Kis-My-Ft2玉森裕太くんがだいすきです。

 

2016.08.10